Identity 3つの想い
プローブカードのパイオニア
私たち日本電子材料株式会社は、「人類に幸福をもたらす技術の開発と製品化により社会に貢献する」という経営理念のもと、技術と情熱で社会に新しい価値を創り出しています。
この使命を果たすためには、社員一人ひとりの成長と挑戦が欠かせません。
主に開発・製造しているのは、プローブカードと呼ばれる半導体の検査用部品です。
みなさんが使っているパソコンやスマートフォンだけでなく、カメラや自動車、急速に普及が進むChat GPTをはじめとした生成AI、さらにはサーバーやネットワーク機器の運用に欠かせないデータセンターに至るまで、幅広い製品に組み込まれている半導体の製造になくてはならない製品です。
プローブカードは、一般の人々の目には触れにくいBtoBの製品ですので、社名の知名度は高くありませんが、日本ではじめてプローブカードの開発・製造を事業化させたのが当社です。
業界においては、実績・知名度ともに高く、さらにMEMS技術を用いたプローブという半導体に接触する探針と、それらを搭載する薄膜配線基板の両方をつくることができるという強みも持っています。
NAND型フラッシュメモリ分野では高いシェアを誇ります。
もう一つのメモリ分野であるDRAMでは、生成AIに使用されているHBMを中心にシェアを伸ばしております。
また、今後は、あまりシェアが高くないロジック半導体分野のシェア拡大にチャレンジしてまいります。
そして、パソコンや携帯のデジタルデバイス、自動車など、さまざまなブランドが展開される最終製品に、自社の技術が役立てられているという実感を、社員の皆さんにより強く感じてもらえるようになることが現在の目標です。
ハード・ソフト面から働きやすい環境を整備
さらなる生産体制の強化を図るため、2019年に 兵庫県の三田市にMEMS用の工場を新設し、さらに2024年10月 熊本事業所内に第4工場を竣工致しました。
新たな建物の設計にあたっては、社員の皆さんから多くのアイデアを募り、消費電力を抑える空調や壁などの環境への配慮、また、ジェンダーレスやバリアフリーを考慮した設計を採用し、SDGsにも貢献できる工夫を施しました。また、既存建物のリニューアルや、食堂をカフェテリア風にするなど働きやすい環境の整備にも継続的に取り組んでまいります。
こうしたハード面だけでなく、私たちは当社で働く社員の声を大切にするために、エンゲージメントサーベイを定期的に実施し、働きがいや職場環境の向上に努めています。
社員一人ひとりが前向きに働ける職場づくりが、会社全体の活力へとつながると考えています。
みなさんがやりがいを感じ、将来に向けて夢や希望をもって仕事ができる会社でありたいと常に思っております。
掲げた目標に向かって
3年後、5年後の自分を思い描き、そうなるためにやるべきことを着実に実行していくという姿勢は、大切にしてほしいと思います。
当社では、社員が常に学び、成長し続けられるよう、さまざまな仕組みを導入しています。
たとえば、eラーニングを活用した柔軟な学習プログラムや、実践的なスキルを身につけられる社員研修を用意し、個々のキャリア目標に合わせた成長を支援しています。
そうした社員一人ひとりの成長こそが、会社の成果につながります。
さらなる拡大・成長が予想される半導体検査用部品業界の中で、私たちにしかできない技術力を追求し、お客様から喜ばれる企業を一緒に目指しましょう。